[No.1220]ハマダレポート Vol.115 ー暴力団から市民を守るー

ハマダレポート Vol.115 2012.6.25

ー暴力団から市民を守るー

福岡県を中心として、暴力団の対立抗争が激化し、事務所周辺の一般市民が巻き込まれるという事件が続発しています。

このような背景から6月19日、20日、参議院内閣委員会で暴力団対策法改正の審議を行いました。

住民に代わり都道府県の暴力追放センターが事務所使用差し止め訴訟を行うことを可能とするとともに、対立抗争を起こしていたり、不当要求を迫る暴力団を指定し、迅速かつ強化した罰則制度を導入しようとするもの。

市民目線から当然の内容ですが、規制が濫用されないかとの声もあったことを踏まえ、適用も明確化させました。

一方、4月27日、6月1日に福岡地裁久留米支部であった指定暴力団の旧本部事務所の使用差し止め等の訴訟の口頭弁論。

尋問を受ける原告の住民側から、被告の暴力団会長の目前での証言は精神的負担が大きいと、別室で証言できる「ビデオリンク方式」の採用や「ついたて」の設置について要望が出ていたのにもかかわらず、裁判長は当該要望を受け入れなかったという現実・・・。

委員会で、この件を取り上げ、民事訴訟法で認められているこのような措置の徹底をに法務省に要請し、委員会の付帯決議に盛り込むことも実現!

卑劣な暴力行為から市民を守る法制度、浜田まさよし、進めて参ります!

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