[No.1527]ハマダレポート Vol.224 ー災害公営住宅の入居資格ー

ハマダレポート Vol.224 2014.8.25

ー災害公営住宅の入居資格ー

 今年の2月、いわき市在住のご婦人から、災害公営住宅への入居に関するご相談をいただきました。

「3.11で住まいが半壊状態となったものの、ペットがいて引っ越し先がなかなか見つからないまま家主さんは取り壊しを思いとどまられ、今でも”半壊”の家に住んでいます。」

 「家が解体されていないため、災害公営住宅には申請できないと言われました。なんとかならないでしょうか」というご相談です。

 あいにくの大雪で直ぐに訪問できませんでしたが、その後改めて訪問させていただいたところ、床や外壁がひび割れしているだけでなく、今でも玄関はサッシが変形して出入りが出来ず、勝手口から毎日出入りされていました。

 国土交通省によれば、災害公営住宅の入居については、被災住宅が全壊のほか、半壊で解体を余儀なくされた場合に認められます。

 いわき市では、「解体を余儀なくされた」ことを証明するために、行政に解体を依頼するか、あるいは、個人で業者に解体を依頼し、解体の契約書の写しを提出することが求められていたのです。

 国土交通省の担当課長と直談判し、「実際に解体されていなくとも、大家さんが解体を検討していたなど、余儀なくされていたことを個別に説明すれば、各自治体の判断で構わない」との回答を獲得!

 このことを県議・市議を通じて相談者にお伝えしたところ、その後、県議から連絡があり、家主さんからの書類を添えて申請し、建設を進めている災害公営住宅に入居することができることになりましたとのこと。

  今後とも「ひとりの声」を大切に、浜田まさよし、公明党のネットワークで、「丁寧」な復興に全力を尽くしてまいります!

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