[No.1670]三重県・紀宝、大紀町で防災対策を調査

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 中川康洋・三重県本部代表(衆院議院)らと共に、三重県紀宝町と大紀町を10月14日訪問し、大地震や豪雨に備える防災対策を調査しました。
 紀宝町では、2011年の紀伊半島豪雨の際、住民への事前の注意喚起ができなかった教訓を生かし、全国に先駆け「タイムライン」と呼ばれる事前防災行動計画を策定。台風の発生段階から防災部局を中心に約30機関が連携し、200項目以上の対策を同時に進めることで被害の抑制や被災後の早期復旧につなげています。
 また、タイムライン運用後の効果について、同町の新元明生・特別参与と懇談。庁舎内での役割が明確になり、迅速な避難準備・行動に結びつけていることや、今後、避難情報の受け手となる住民と行政が一体となった総合的な防災対策を推進する計画について説明を受けました。私からは「防災モデルを構築し、全国に広げたい」と述べさせていただきました。
 これに先立ち、大紀町を訪れ、1944年の東南海地震による津波で犠牲者を出した教訓から建設された津波避難タワー(錦タワー)を視察しました。周辺住民を中心に500人が収容できるスペースなどを見て回りました。
 これらの先進事例を全国に拡げて参ります!

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