[No.1430]2/22常磐道一部再開通式に出席

20140222★.jpg
 東日本大震災と東京電力福島第一原発事故の影響で通行止めになっていた常磐自動車道広野インターチェンジ(IC)―常磐富岡IC間の再開通式典が2月22日、福島県広野町で開かれ、太田昭宏国土交通大臣らとともに出席しました。
 太田国交相は同式典であいさつされ、福島第一原発事故による避難者を対象とした高速道路の無料化措置について「来年3月31日まで延長する案で調整に入るように事務方に指示した」と述べられ、一年間の延長を行う方針を表明されました。
 同無料化措置は、原発事故後に設定された警戒区域に居住していた住民や自主避難している母子らを対象に実施していますが、来月末で期限切れとなる予定でした。
 これに対して公明党は無料化措置の延長を強く主張。党東日本大震災福島県復興加速化本部と党神奈川県本部の「3・11を忘れない防災・減災プロジェクト」が今月7日に太田国交相に申入れを行うなどしていました。
 このほか太田国交相は、常磐道の南相馬IC―相馬IC間で全車両を対象に実施している無料化措置に関しても、相馬IC―山元IC間が開通するまで延長する考えも示されました。
 なお、この再開通式典には赤羽一嘉経済産業副大臣、甚野源次郎県議(いずれも公明党)らが参加されました。
 式典終了後、近隣住民の皆さまの利便性向上や常磐道と並行する国道6号の渋滞解消が達成されることを期待し、参加者とともに福島第一原発から20キロ圏内にある再開通区間を試走させていただきました。

関連記事