私が座長を務める公明党の核廃絶推進委員会と青年委員会（委員長＝平木大作参院議員）は11月20日、参院議員会館で合同会議を開き、27、28の両日に広島で初めて開催される「核軍縮の実質的な進展のための賢人会議」などに関して外務省から説明を受けました。山口那津男代表、党広島、長崎県本部の県議、市議も出席しました。

冒頭にあいさつした山口代表は、国連で核兵器禁止条約が採択され、これに貢献した「核兵器廃絶国際キャンペーン（ＩＣＡＮ）」がノーベル平和賞を受賞することに触れ、「『核なき世界』をめざす一連の国際社会の動きは歓迎すべきものだ」と強調しました。

その上で、核保有国と非保有国双方の有識者が核軍縮の進め方を議論する「賢人会議」に期待を表明。「どうやって核なき世界に近づけるか、実践的な取り組みを推進してこそ、公明党の現実的な平和主義の取り組みだ」と述べ、同会議の成功を党として支援する考えを示しました。

合同会議では、「ピースボート」をはじめＮＧＯ関係者らと意見交換しました。