ハマダレポート Vol.558.―自公政権合意で、新内閣スタート―

ハマダレポート Vol.558. 2020.9.21

―自公政権合意で、新内閣スタート―

自民党新総裁に、菅義偉(すがよしひで)氏が選出され、改めて、自民党・公明党の政権合意を行い、菅総理の下、新内閣がスタートしました。

新型コロナウィルス感染症と、これによる経済や国民生活への影響が広範に及び、我が国は今、未曾有の国難に直面しています。

政権合意では、この国難を乗り越え、その先の繁栄の道筋を切り開くため、以下の9項目について、政策を強力に推進することを確認しました。

第一には、新型コロナから、国民の命と健康を守るため、ワクチン・治療薬の確保をはじめとする、医療機関への手厚い支援です。

第二には、新型コロナの影響から、産業と雇用を守り、国民生活、中小企業、地方などの「安心」を取り戻すために、成長軌道を回復させます。

第三に、デジタル化の推進をはじめ、日本の経済社会の脆弱性を克服します。

第四に、全ての人が安心して暮らせる、全世代型社会保障の構築を急ぎ、とりわけ深刻な少子化を克服するための取組を強化します。

第五に、全国津々浦々まで元気にする、地方創生を成し遂げます。

第六に、防災・減災、国土強靱化を強力に推し進めることにより、災害に強い国づくりを進めるとともに、東日本大震災をはじめ、近年の災害からの復旧・復興に全力で取り組みます。

第七に、気候変動対策や環境・エネルギーに関する課題を加速化させ、エネルギーの安定供給と、持続可能で強靱な脱炭素社会の構築に努めます。

第八に、平和外交と防衛力強化により、国民の生命と財産を守ります。

第九に、衆議院・参議院の憲法審査会の審議を促進することにより、憲法改正に向けた国民的議論を深め、合意形成の実現に努めます。

第四から第九までの6項目は、3年前の衆議院選挙後の連立合意を踏襲したものですが、今般のコロナ禍を踏まえ、第一から第三までを追加しました。

また、赤羽国土交通大臣、横山復興副大臣の留任を含め、政府側に今般新たに、伊藤渉財務副大臣、山本博厚生労働副大臣、鰐淵文部科学政務官、宮崎環境政務官、熊野農林水産政務官が就任しました。

「国民のために働く内閣」。浜田まさよし、政府・与党一体で、成果をカタチにして参ります!

 

 

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