ハマダレポート Vol.554. ー三重県からの市民相談よりー
ハマダレポート Vol.554. 2020.8.24
―三重県からの市民相談より―
8月22日、三重県本部の夏季議員研修会に出席させて頂き、県内の市民相談の進捗を確認し合いました。
7月度豪雨で、各地で被害が相次ぎましたが、土石流被害の防止のための砂防えん堤の要望が各地から寄せられています。
2018年7月、熊野市を訪ねた際、市内の雨東谷(うどだに)に県が砂防えん堤の建設工事を行うようなので、地元説明会を開催してほしいとのご要望をいただきました。
国交省に伝えたところ、計画策定主体の三重県では、着工前に工事の進め方などについて地元説明会を開催する予定でいるとの回答があり、地元市議を通じて相談者にお伝えしました。
その後、予定通り地元説明会が2019年1月末に現地付近で開催され、地域住民の方々が参加されました。
雨東谷(うどだに)の下流域には、人家や小学校、デイサービスセンターなどがあり、国道も通っています。近年の台風や集中豪雨の影響から、土石流による被害が懸念されています。
そこで、三重県が防災・安全交付金事業として、高さ12.5mの砂防えん堤の施工などの砂防事業を実施し、国が財政支援をしています。完成は、2022年度内を目指しているとのこと。
先日、相談者から、工事が順調で、地域の住民の皆さんがとても喜んでおられ、完成を心待ちにされているとのご報告をいただきました。
また、熊野市は、林業のまち。コロナ禍ならではの相談を頂きました。
林野庁の事業で実施している集合研修に、3密回避のためにリモート研修などを導入してもらいたいとのことです。
林野庁からはリモート研修等の導入の必要性は認識しており、今年度は各地域の研修機関で可能な範囲で取り組んでいただき、コロナ禍での研修実施の方法について、引き続き検討していくとの回答がありました。
相談者にお伝えしたところ、林業の成長産業化のためにも大切な人材育成事業に十分配慮をお願いしたいとのこと。
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