ハマダレポート Vol.523.―通常国会開幕―

ハマダレポート Vol.523. 2020.1.20

―通常国会開幕―

本日から、150日間の通常国会が開幕されます。

先ず、安倍総理からの施政方針演説などの後、衆参で代表質問が行われます。

公明党からは、23日に衆議院で斉藤幹事長が、24日に参議院で山口代表が、それぞれ本会議質問に立ちます。

自民公明連立政権がスタートして20年。

2012年12月に政権再交代を実現して以降、安倍政権が憲政史上最長の記録を更新しました。

今こそ、その初心に立ち返り、謙虚さと誠実さを忘れず、決して驕ることなく、国民に信頼される政権運営に努めるべきです。

2020から2030年までの10年間は、日本のみならず、世界の行く末を決める重要な時代となるといわれています。

昨年1年間の我が国の出生数は、1899年の統計開始以来、政府の予想を2年前倒しとなり、初めて90万人を割りました。

人口減少、少子高齢化社会の流れを変える、全世代型社会保障の拡充をはじめとする抜本策が求められています。

一方、昨年の台風15号、19号、一昨年の西日本豪雨など、近年、風水害が頻発化・激甚化してきているのは明らかです。

災害対策の前提を見直し、ハード・ソフトにわたる防災減災対策を進化させるとともに、その背景となっている地球温暖化・気候変動対策の新たな潮流を日本がリードしなければなりません。

国際社会では、ポピュリズムにより分断が助長され、自国第一主義が横行し、国際紛争の危険性も高まっています。

紛争の火種となる格差や貧困に立ち向かい、不信と憎しみの連鎖を断ち切り、国際協調による平和と安定を創り出す、我が国独自の外交努力が求められています。

公明党のネットワークの力を活かし、地に足を付けながら、長期的課題に取り組んでいかなければなりません。

この10年間の「政治的挑戦」の皮切りとなる、今回の通常国会。

代表質問に続き、衆参の予算委員会で、昨年末に決定した13.2兆円の経済対策の第一弾、今年度補正予算の審議を行います。

国民の負託に応える国会審議。浜田まさよし、参議院予算委員会理事として取り組んで参ります!

 

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