ハマダレポート Vol.495. ―「小さな声を聴く力」で真の政治的安定を―
ハマダレポート Vol.495. 2019.7.08
―「小さな声を聴く力」で真の政治的安定を―
7月4日に第25回参議院議員選挙が公示されました。
今回の選挙は、令和新時代をどの政党に委ねるのか、どの候補者に任せるのかが問われる選挙です。
令和新時代の「政治的課題」。
その第一は、少子高齢化・人口減少社会への対応です。今回選出される参議院議員の任期は、団塊の世代全てが75歳以上となる2025年まで。世界に類を見ない超高齢化の中で、「幸齢社会」の構築が求められています。
また、活力ある新時代の経済社会の構築も急務です。東京オリンピック後において安定成長を確保しつつ、働き方改革、若手への事業承継、外国人との共生社会の推進で、豊かさを各家庭に行きわたらせなければなりません。
さらに、打ち続く災害の中で、防災意識社会の構築も急務です。
一方、対外的には、米中貿易摩擦、イギリスのEU離脱などの国際社会の激流に対して、積極的外交を展開し、北朝鮮の核放棄等、我が国を取り巻く安全保障環境の緊張緩和も成し遂げなければなりません。
どの課題も、容易ではなく、丁寧な議論が必要なものばかりですが、これらに腰を据えて取り組むためには、何よりも「政治的安定」が不可欠なのです。
政治の安定には、委員会や本会議などで過半数や3分の2以上などの「数の安定」とともに、多様な民意が政治に反映されるという、「質の安定」が重要です。
一部の勢力の意見だけしか政治に反映されていないと国民が感じた時、社会の分断が広がり始め、さらにその分断を助長しようと、ポピュリズムが横行するのは、海外の例を見れば明らかです。
「小さな声を聴く力」
公明党は、国会議員と地方議員とのネットワークを活かし、自公連立政権の中で、多様な民意を反映した合意形成の要の役割を果たしてきました。
「令和」新時代を文字通り「美しい調和」の時代にしていくためにも、真の「政治的安定」を。浜田まさよし、今日も全力で訴えて参ります!
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