ハマダレポート Vol.489 ―麻薬取締官も危険業務叙勲の対象に!―
ハマダレポート Vol.489 2019.5.27
―麻薬取締官も危険業務叙勲の対象に!―
危険業務従事者叙勲をご存じでしょうか?
警察官や自衛官、海上保安庁職員など、危険性が高い業務に尽力した元公務員が受章する叙勲の一つで、公明党の強い主張により2003年秋から実施された栄転改革によって創設されたものです。
昨年秋、高校の同級生でもある、夜回り先生・水谷修さんから電話がありました。
「麻薬取締官も、身の危険がさらされる場合があるので、現場の士気を高めるためにも、危険業務叙勲の対象にならないか?」
最近では大麻が合法化されている国から、大麻成分が入ったグミなどのお菓子が密輸され、小中学生の間に薬物が広がるなどの問題が起こっており、我が国の薬物対策は一層の強化が求められています。
直ぐに、厚生労働省に相談したところ、叙勲を担当している内閣府賞勲局の意向を気にしている様子・・・・・。
私自身は現在、副大臣として閣内に入っており、国会質問ができないため、昨年11月15日、同じ文教科学委員会に属している新妻参議院議員から、先ず内閣府に「麻薬取締官は危険業務叙勲の対象になるのか」と質問。
内閣府からは、「厚生労働省から相談頂ければ、内閣府として必要な対応を検討する」との答弁。
この答弁を受け、2週間後の27日に、今度は厚生労働省に「厚生労働省としてどう対応するのか」と質問。
「麻薬取締官は、薬物犯罪捜査の現場で暴力団等の薬物密売組織を相手にするなどしており、危険業務叙勲を受章できれば、日頃の功労が認められ職員の士気につながる。推薦に向けて内閣府と相談していきたい」との答弁を勝ち取りました!
この国会質問がきっかけとなって、「危険業務従事者叙勲受章の選考の手続きについて」が、本年3月29日に改正され、厚生労働省からも推薦できるように。
先日、厚生労働省の担当課長から、今年秋の叙勲に向けて、数名の候補者の推薦が内閣府に受理されたとの報告を頂きました(5月21日付け公明新聞2面参照)。
薬物取締りの最前線を守り切る。浜田まさよし、公明党のネットワークで進めて参ります!
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