ハマダレポート Vol.435. ー「生きる街」ー
ハマダレポート Vol.435. 2018.5 .14
ー「生きる街」ー
久しぶりに、妻と映画を観に行きました。
舞台は小さな漁師町。東日本大震災の津波で大きな被害を受けました。
漁師の夫と二人の子どもと幸せに暮らしていた、千恵子(夏木マリ)の暮らしは、3.11を境に一変してしまいます。
夫は津波に流され、いまだ不明。それでも、いつか戻ってくると信じて、千恵子は地元で民泊を営み始めます。
あの日を境に離れ離れで暮らす子どもたちにも心の傷が・・・・。
結婚しても、震災のトラウマから子どもを持つことを恐れる娘と、津波の外傷で水泳選手を断念し、投げやりな日々を送る息子。
防波堤や災害公営住宅などが次々完成していく中で、津波で真っ平らになったままの、かつての「まち」と「我が家」。
そんな家族の前に、時を超えて届けられた「手紙」と「写真」。
「ケッパレ(がんばれ)!」
不明となっていた「夫」「父親」からの、その言葉が、ゆっくりと三人の背中を押し、「家族」の関係を取り戻してゆく・・・・。
「生きる街」は、宮城県石巻市の、海が美しい小さな街で撮影されました。
一つ一つの家族にとって、「復興」とは何なのかを、改めて考えさせられる映画です。
大震災という「不条理」に遭遇しても、「それでも生き抜いていく、生きて行かなければならない」と、監督は「生きる街」を語っています。
「だれひとり取り残さない」。公明党の掲げる、「人間の復興」へ。浜田まさよし、取り組み続けます!
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