ハマダレポート Vol.433.ー石川・内灘町の地方創生へー
ハマダレポート Vol.433. 2018.4 .30
ー石川・内灘町の地方創生へー
本年2月、石川県内灘町を訪問し、サイクリングなどを楽しむ方の公共宿泊施設である、サイクリングターミナルを視察。町の担当者から説明を受け、増築中の様子を拝見しました。
内灘町は、延長33.6kmの能登海浜自転車道の起点の町。国内最長級のサイクリング大会「ツール・ド・のと400」の発着点である県立自転車競技場が町内にあり、サイクリングに適した環境が強みです。
全国から多くのサイクリストが集まる一方、町内には宿泊施設が少なく、サイクリングを活かした観光振興のためには施設の拡充が課題でした。
内灘町の皆様とは、これまで地域の活性化に関することなど意見交換を重ねてきました。2016年8月には、国の地方創生拠点整備交付金が新設されたことをご案内しました。
これは、観光地域づくりに効果的な施設の改修などで活用できる制度です。
内灘町では、この制度をサイクリングターミナルの改良に活用しようと熱心に取り組まれ、事業費のほぼ半額に相当する約1億円の交付金を受けることができたのです。(「公明新聞」2018年3月5日付,7面)
近くオープンし、今後、国内外からさらに多くのサイクリストが訪れ、地域の活性化につながると期待されています。
この日は、2年前にハマダレポートVol.308(2016.4.11)でご報告した、町の旧福祉センターも訪問。
ここは、天然温泉があり、町民の憩いの場でしたが、老朽化が激しく耐震化等の改修が急務だったため、その予算確保についてご相談をいただいていました。
当時、すぐに現地視察させていただき、防災・減災事業債を最大限活用する道筋をつけることで国の助成が当初の3倍になり、改築計画が軌道に乗ったのです。
昨年4月に町の防災コミュニティーセンターとしてリニューアルオープン。引き続き天然温泉も好評で、年間利用者数は、改築前から2万人以上も上回っています。(「公明新聞」2018年3月18日付,4面中部版)
人が生きる地方創生。これからも公明党のネットワークで進めて参ります!
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