ハマダレポート Vol.407.ーネットワークで実現した富山県射水市の排水対策ー
ハマダレポート Vol.407. 2017.10.30
ーネットワークで実現した富山県射水市の排水対策ー
このところ、各地で集中豪雨が頻発し、排水対策の強化についてご要望を伺うことが多くなりました。
富山県射水市・越の潟町(こしのかたまち)からも、昨年4月、訪問の際に同様のご相談がありました。
越の潟町は海抜約1メートル、周囲より地盤が低く、雨天時には冠水被害が発生し、住民の皆さんは雨のたびに不安な思いをされていたのです。
平成25年には地元鉄道・万葉線が、豪雨による冠水で全線ストップしたことも。
特に課題だったのは、国・県・市が管理する水路や排水ポンプ等の、対応の範囲や方針が明確でなく、排水対策の上で、3者の緊密な連携が必要だったことです。
実情を伺い、この課題と関わってきた、ふご昇市議とともに、国・県・市に、連携して対策を進めるよう要請しました。
その結果、昨年11月には、国・県・市で排水対策を協議する場が設けられ、総合的な対策が検討され始めました。
そしてこのほど、排水対策の強化が決まり、先日、吉田県議と、ふご昇市議とともに現地説明会に参加し、現場を視察させて頂きました(9月26日付公明新聞7面参照)。
具体的には、国は既存の排水ポンプの機能強化を進め、合わせて増水時には臨時ポンプ1基を設置。県でも別の場所に排水ポンプを新設することとなり、今年度末の完成を目指しています。
市においても、中長期的な対策として、雨水管理総合計画の作成に着手しました。また、3者が協力して水路の清掃や除草も実施しています。
説明会には住民の方も参加され、「対策が進むと聞いて不安が和らいだ」とのお声をいただきました。
また、最寄りの万葉線・海王丸駅の通路整備についても要望があり、かねてから検討されていた駅付近通路のバリアフリー工事は、その場で着工が決定。
さらなる通路整備についても現場を視察し、調査を実施することになりました。
あなたの声、活かす力。浜田まさよし、公明党の国・県・市のネットワーク力を、さらに発揮してまいります!
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