ハマダレポート Vol.396. ー情報公開改善で行政の信頼回復へー
ハマダレポート Vol.396. 2017.8.14
ー情報公開改善で行政の信頼回復へー
8月10日、参議院外交防衛委員会の閉会中審査で質問に立たせて頂きました。
南スーダンPKOの日報の情報公開についての特別防衛監察が、7月28日に、結果報告されたことを受けたものです。
判明した、「ことの発端」は、昨年7月の日報の情報公開。
「廃棄しており該当文書なし」という理由で公開されなかったのは、自衛隊の副司令官が、「部隊情報の保全」や「情報公開請求の急増の懸念」から、意図的に行ったものであると報告されました。
さらに問題なのは、この当初の間違った判断を、修正すべき機会がありながらも、改めなかった防衛省・自衛隊の「組織文化」です。
そこで、小野寺新防衛大臣に対し、具体的な改善策の遡っての実施、その結果の監察・公開のみならず、防衛省・自衛隊の意識改革、組織文化の変革を求めました。
職員の作成した文書が、公文書か個人資料かの「曖昧」な判断。また、公文書の安易な保存期間1年未満指定・廃棄という問題・・・。
情報公開の元となる文書管理の不適切な処理が、今回の防衛省の日報問題だけではなく、文科省などの加計学園の獣医学部開設問題や、財務省の森友学園への国有財産売却問題でも明らかとなりました。
本年は、公文書管理法が平成23年に施行されて5年が経過し、その見直し時期に当たっています。
内閣府政務官に対し、保存期間1年未満の文書の厳選化などについて、今年中にガイドライン策定を求めました。
政治の根本の「信なくば立たず」の大前提は、適切な公文書管理・情報公開です。
内閣・行政への信頼再構築に向け、浜田まさよし、さらにチェックの目を凝らして参ります!
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