ハマダレポート Vol.292. ー公明党のネットワークで推進する離島振興ー
ハマダレポート Vol.292.2015.12.21
ー公明党のネットワークで推進する離島振興ー
三重県鳥羽市の神島をご存知でしょうか?
三島由紀夫の「潮騒」のモデルとなった島で、吉永小百合さんと浜田光夫さん、あるいは山口百恵さんと三浦友和さん共演の映画を観られた方も多いと思います。
先月、船で約1時間、坂倉市会議員とともに訪問させて頂きました。
離島では、若い方々が進学や就職で本土に移り、高齢化が進んでいます。
神島での懇談会でも「一番の心配事は介護が必要になった時のこと」とのお声が大半でした。
神島には、介護予防、コミュニティ維持のため、厚生労働省の予算で3年前、グループハウスが建設されています。
しかし、食事代などの利用料や、結局自分たちで運営しなければならないなどの問題で、その利用は低調のまま。
同行して頂いた副市長とも相談し、急遽、集落相談員を総務省に要求することとしました。
集落相談員とは、地方自治体の委嘱を受け、市町村職員と連携し、集落への「目配り」として、集落の状況把握を行うもので、昨年度全国で、専任858名、自治会長などとの兼務では3580名が委嘱されています。
設置自治体には国から専任で一人当たり350万円、兼任では40万円の財源手当がなされます。
総務省に掛け合った結果、明年1月からの財源確保が可能となり、現在町内での人材募集となりました。
離島の生活には多くの制度的不便が指摘されて来ました。
雇用保険の給付もその一つ。失業保険の受給決定もわざわざ本土まで行かなければできないとの苦情を、昨年夏に頂きました。
当時の山本かなえ厚生労働副大臣と連携し、本年10月から東京、鹿児島の離島10島において、テレビ電話で受給決定を行うモデル事業がスタートしました(11月19日付け公明新聞一面)。
離島での生活を少しでも快適に、浜田まさよし、公明党のネットワークで進めて参ります。
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