[No.1654]ハマダレポート Vol.274.ー子どもたちの感動をひろげようー
ハマダレポート Vol.274.2015.8.17
ー子どもたちの感動をひろげようー
出版関係団体などが東日本大震災のために発足させた「大震災出版対策本部」。震災後、出版事業を通じて読書環境の復活、人々の心の復活のために活動を続けられています。
今年の3月、復興庁にその代表がお願いに来られました(3月24日付け公明新聞)。
POP(ポップ)広告というのを皆様ご存じでしょうか?
ポイント・オブ・パーチェスのことで、売り場などで直接紙に商品の特色を色文字などを使い、キャッチコピーやイラストで記入して購入者に訴える広告。スーパーやドラッグストアなどでよく見かけるものです。
昨年、宮城、岩手の被災地の子どもたちを対象に、本を読んで感じたことをイラスト中心にメッセージカードとした、POP作品コンテストが地元新聞社との連携で実施されました。
自分が感動した本、勇気をもらった本について、「ぜひみんなに読んでもらいたい」という気持ちを込めた作品が夏休みに集められました。
小学生、中学生、高校生と部門ごとに表彰され、優秀作品には、図書券の贈呈とともに、実際に本屋さんや図書館で掲示されました。
しかし、昨年度は福島だけは実施されなかったのです。
その理由は、「地元新聞が2紙あり、その間を取り持つ仕組みがなかったから・・・・・」とのこと。
「すぐに対応します」とお答えし、3日後に、福島の地元新聞2紙の社長、福島県教育長を訪問して、協力を直接要請。
その後、地元紙2紙と県書店商業組合などで構成される「私のおすすめ本、メッセージカードコンテスト実行委員会」が発足し、復興庁、県教育委員会後援で7月4日から9月10日までの期間、募集が始まっています。
福島においても、子どもたちの感動と勇気をひろげるために、浜田まさよし、さらに進めて参ります!
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