[No.1608]ハマダレポート Vol.259.ー3.11と統一地方選挙を振り返って(その2)ー
ー3.11と統一地方選挙を振り返って(その2)ー
前号に続き、この度の統一地方選挙で各候補の実績として語らさせて頂いた、3.11を教訓とした地元の皆様の命を守る、新たな政策例の紹介です。
公明党神奈川県議団では、「災害時あんしんカード」を作成し、45万枚配布。さらに県内小学生8万人に「かながわキッズぼうさいカード」も配布させて頂きました。
公明党が一貫して進めてきた公立小中学校の学校耐震化。多くの自治体で100%を達成するようになりましたが、公明党横浜市議団は、学校内の耐震診断が行われていない小規模施設約500施設まで、今年度中に診断補強できるように尽力しました。
その小学校に備蓄してある非常用物資。地域の住民のためのものであるとして、学校に待機し続けた子どもたちに配給されなかったことを教訓に、公明党の提案で、横浜市、川崎市を始め、多くの自治体で児童生徒用の食料・毛布などが備蓄されました。
さらに、避難所には、赤ちゃんにミルクをあげる場所がない等の声を受け、女性の視点から、プライバシー間仕切り、女性用品、粉ミルクなども備蓄対象に拡がり出しました!
また、道路は、大震災時に救援物資、負傷者など搬送する「いのちの道路」となることから、神奈川県、横浜市を始め、各地で緊急輸送道路の空洞化調査とその補修が実施されています。
一方、東日本大震災では50万人もの方が避難所に。多くの混乱もありました。
HUG(ハグ)という言葉を皆さんご存じでしょうか? 静岡で開発された、避難所・運営・ゲームの頭文字をとったもので、地震・水害時の避難所のスペース割り、模擬運営をゲーム形式で行います。
平塚では、公明党市議団の提案で、このHUGを全市の55カ所の避難指定場所で実施。参加された市民の9割以上が「よかった」と評価頂きました。
さらに、「停電で防災無線が聞こえなかった」という問題。小田原市や茅ヶ崎市などでは、公明党市議団の提案で、防災無線テレフォンサービスや防災ラジオ、防災メールが実現しました。
また、海沿いの多くの自治体で、「ここは海抜〇メートルです」の表示を大幅拡充。観光で海岸の街に来られた観光客にも安心して頂けるようになりました。
「転居前の静岡ではヘルメットを着用して通学していたのに、防災ずきんでは不安だ」との、横浜に転居してしてこられたお母様のお声を受け止め、昨年度から、小学入学生に「折りたたみ式ヘルメット」が配給されるようになりました。
まだまだありますが、浜田まさよし、「小さな声を聞く力」「ネットワークの力」で、3.11を教訓として新たな防災対策、さらに拡げて参ります。
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