[No.1585]ハマダレポート Vol.246.ー原爆投下70年、核兵器のない世界へー

ハマダレポート Vol.246.2015.2.2

ー原爆投下70年、核兵器のない世界へー

今年は、広島・長崎に原子爆弾が投下されて70年目の年です。

また、核不拡散条約(NPT)の運用のあり方を見直す、5年毎の再検討会議開催の年でもあり、4月にニューヨークで開催されます。

公明党は結党以来50年、核兵器の非人道性を一貫して訴え続けて参りました。

一旦、核兵器が使用されれば、負傷者の救出に当たる医療スタッフ自身が避難を余儀なくされることは、福島の原発事故の経験からも明らかです。

しかし、政権再交代前の民主党政権は、市民社会の国際的連携で進めてきた「核兵器の非人道性署名」への我が国の参加を拒否してしまったのです。

公明党からの署名参加要請を断った理由は「我が国の安全保障政策と一致しないから」と当時の民主党の外務政務官の冷たい答弁・・・・・。

皆様のご支援で政権再交代を実現いただき、公明党が与党になってからは、水面下の外交交渉を重ね、ついに2013年10月に我が国政府も「核兵器の非人道性署名」に初めて参加しました。

さらに、昨年12月8,9日にオーストリアのウィーンで開催された核兵器の非人道性に関する国際会議。

公明党の提案で日本政府が呼びかけていた「核兵器国」の参加もついに実現。米国と英国からは大使級が参加。また中国からは非政府機関の元外交官も参加となり、まさに「非人道性」が対立しがちな核軍縮の「架け橋」となりつつあります。

いよいよ、4月のNPT再検討会議へ。「核兵器のない世界」への具体的一歩について何らかの合意が実るか否か・・・・・。

1月27日には私が座長を務める公明党核廃絶推進委員会を開催。

広島県福山市から出席した公明党市議は被爆2世。「被爆者の高齢化の状況を考えると今回のNPT再検討会議は最後のチャンス」と。

NGOや関係機関とも連帯し、浜田まさよし、「核兵器のない世界」への勝負の年、心して挑んで参ります!

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