[No.1547]ハマダレポート Vol.230ーつながりの再興めざしてー
2014/10/06
ーつながりの再興めざしてー
9月28日、双葉郡川内村の小学校で、「ふたばワールド2014」が開催されました。
「ふたばワールド」は、双葉郡8町村の交流をめざして、平成2年から11年まで毎年開催され、当時は2日間で約4万人ほどが集まる、まさに双葉郡のシンボルイベントでありました。
3.11以降、県内外に分散避難されている双葉郡約6万人の被災者のつながりをどう維持していくか・・・・・。
「そうだ、もう一度、ふたばワールドをやろうじゃないか!」
復興庁福島復興局の後押しにより、昨年、広野町で再開され、今年は川内村で再開2回目。
早いところは朝6時に集合して、県内外の仮設住宅から約バス30台等で、前回の倍以上の方々に参加いただきました
当日は、抜けるような秋晴れ。皆様の「ふるさと」への思いが天にも届いたようです。
「単に復興公営住宅の建設、道路や橋の補修ではなく、人と人とのつながりを取り戻し、地域社会の再興こそ復興再生の目標」
冒頭、政府を代表して挨拶させていただきました。
各町村からの出店も賑わい、B1グランプリで有名になった「浪江やきそば」、LEDなどの新技術で栽培した川内村の「フリルレタス」、Jヴィレッジの縁で、ワールドカップ日本代表トルシエ元監督が命名した「マミーすいとん」などを美味しくいただきました(公明新聞9月29日付け)。
校舎内では、各町村の小中学生による、伝統芸能の披露や「ふるさと創造学」の研究発表も。
富岡の小学生たちが、遠く離れた富岡の「ふるさとの魅力」について、総合学習の時間に町のお年寄りを訪問して聞いた話をまとめた壁新聞。
「話を聞いていて、おばあちゃんと一緒に泣いてしまいました」とありました。
双葉郡の未来を担う子どもたちや、幅広い世代のつながりの再興。浜田まさよし、必ずカタチにして参ります!
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