[No.1489]ハマダレポート Vol.214ーいのちの最前線ー

ハマダレポート Vol.214 2014.6.16

ーいのちの最前線ー

先月、住民への健康相談に当たる方々への激励に、安倍総理とともに福島県立医大を訪問させて頂きました。

そこで女子医学生の代表から頂いた、3.11直後の県立医大の活動記録集ーいのちの最前線ー。

事故後、不完全な情報の中で避難指示区域から次々と運び込まれる「転院患者」。

廊下もホールもすべて「病床」と化し、今までの治療を類推する中で緊急処置を行うという、まさに「野戦病院」という状況・・・。

しかし、本当の「苦しさ」はそれからだったとのこと。

放射能影響に対する問い合わせが殺到し、電話相談センターは大混乱。数々の「詰問」に、「訴えられるのではないか」と職場を去る職員も・・・・・。

昨年1月、復興副大臣として福島に常駐して直ぐに山口代表とともに県立医大を訪問した際に、相談窓口を支援する法律専門家(リーガル・アドバイザー)設置についての「緊急要望」を頂きました。

東京に帰って、法務省や日本弁護士会連合会と相談したところ、なんと東北大学医学部出身で病院勤務の後、法曹資格を取得された女性弁護士がおられるとわかり、昨年5月から福島県立医大の「リーガル・アドバイザー」に就任頂いています。

併せて、煩雑な手続きで評判の悪かった、子どもたちの「甲状腺検査」の情報公開体制も大きく改善させ、セカンドオピニオンなどのための画像を含め詳しい結果の無料提供も昨年11月からスタート。

この半年間で今までの1.5倍の方々にデータの公開をさせていただきました。

福島県民の健康不安を取り除く「いのちの最前線」。浜田まさよし、全力で強化して参ります!

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