[No.1477]ハマダレポート Vol.211ー被災したペットたちー
2014/05/26
ー被災したペットたちー
3.11の事故直後、民主党政権は、立ち入り禁止区域を発表したものの、避難された方々が飼ってておられたペットの多くは置き去りになるという事態に・・・。
当時、党の動物愛護管理推進委員会座長の高木美智代議員らとともに、ボランティアの被災動物保護のための警戒区域立ち入りや、置き去りにされた動物についての飼い主への情報提供などを、松本環境大臣に要請しました。
その後、一頭一頭、飼い主の了解を得て保護し、福島市と三春町に設置したシェルターで、被ばく検査、虚勢や不妊化手術を行い、性格的にも落ち着くように「安定化」させる作業が開始。
以来、3年。保護頭数は、犬が462頭、猫が544頭の計1006頭。そのうち、318頭が元の飼い主に返還され、495頭が里親の元に。
平成25年度末の収容頭数は、犬が28頭、猫が101頭となり、なんとか今年度中に、被災ペットも「ついのすみか」が見つけられそうな状況になりました(4月16日付け公明新聞)。
また、帰還困難区域で事故後6世代を経て「野良」となってしまった猫たちには、餌場を確保しながら保護し、現地で虚勢・不妊化手術を行う活動を続け、何とか数年のうちに、「安定化」させる計画です。
公明党としても、先日「殺処分ゼロ」を目指し提言をしてところですが(5月14日公明新聞参照)、福島でもこれからの事業として、三春町の「動物シェルター」を今後も活用して、全国の災害時のペットなど幅広く保護するセンターとして運用できないかなども検討されています。
また、募集が始まった福島の復興公営住宅。ペット飼育可能かどうかの表示もされるように!
なお、我が家の猫たちも、4年前の選挙で「活躍」してくれたニケだけでなく、今年の雪の季節の直前に相次いで迷い込んできた、チャチャと子猫のミュウも、無事、不妊化手術などを終え、賑やかな毎日です。
動物たちとの共生、浜田まさよし、被災地でも進めて参ります!
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