[No.1360]ハマダレポート Vol.174 復興を成し遂げた人

ハマダレポート Vol.174 2013.9.2

ー復興を成し遂げた人ー

昨日は防災の日、各地で防災訓練に参加された方も多かったと思います。

90年前の大正12年9月1日に相模湾を震源として発生した関東大震災。死者・行方不明者は東京府7万人、神奈川県3万人、倒壊・焼失家屋は、それぞれ、21万棟、13万棟。この2府県で特に被害が甚大でした。

その復興の陣頭指揮を執ったのが、技術官僚で神奈川県知事から初代復興局長官に抜擢された、福島市飯坂町出身の堀切善次郎氏、当時42歳。

堀切善次郎氏は、見事に東京、神奈川の復興を成し遂げ、その後、東京市長に就任しました。

同氏は、その後、今で言う内閣官房長官等を歴任しますが、晩年、復興局長官時代を「私の一生の内で最も緊張した、全精力を傾注した仕事」と述懐しています。

福島市から電車20分くらいの飯坂温泉にある堀切邸の土蔵には、その功績を物語る記録や遺品が展示されています。

入場無料、足湯もありますので是非、皆様もお立ち寄りください。

地元福島の方々からは、「福島県人があの関東大震災を復興させたんだ、負けられねぇー」という声もお聞きしました。

私は神奈川県民ですので、今度は神奈川がお世話になったご恩返しをこの地にてと思っています。

本日9月2日は、善次郎氏の生誕の日。その功績と復興にかけた熱意に思いをはせつつ、浜田まさよし、福島をはじめとする復興再生、初心に返り、全力で取り組みます!




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