[No.1325]ハマダレポート Vol.163 ー受け入れ拡がる高卒程度認定試験ー

ハマダレポート Vol.163 2013.6.3

ー受け入れ拡がる高卒程度認定試験ー

高校卒業資格認定試験の平成25年度パンフレット(受験者用及び企業人事担当者用)を文部科学省の担当者が届けてくれました。

受験者用については今年度から紙面が1.5倍になり、新たに、「受験可能な国家試験・国の採用試験」が掲載されることに。

例えば、文部科学省関連では幼稚園教員資格試験などの教職関係、厚生労働省関連では保育士試験から衛生管理など労働安全衛生法関係、農林水産省関連では農林水産業の普及指導委員関係、国土交通省関連では土木・建築・造園・電気などの施工管理関係などが掲載されています。

平成24年度の出願者2.8万人の半数は高校中退、3割は不登校などで在学中の子どもたちです。

「高校中退の私でも試験に合格すれば専門学校の受験ができるので、この資格を知ったときとてもうれしかったです」

「今は、この試験に合格することで精一杯ですが、将来に対して夢が持てるようになりました」

また、「娘が今年高校に入学したのでせめて娘より早く卒業するように頑張ります(?)」という声も。もちろん中卒の方も受験できます。

一方、企業人事担当者用では、企業の「受け入れに対する認識調査」の結果が掲載されています。

採用の際、高卒認定者を「高卒と同等」「学歴で差をつけてない」とする企業の比率がこの5年間で40.6%から43.6%に増え、「高卒と認めていない」が2.7%から1.3%に減りました(その他は「決めていない」など)。

「様々な事情で高卒認定へ挑戦するのでしょうから、その挑戦する気持ちを大切にしてあげたいい」 ある企業の人事担当者の声です。

公明党が一貫して推進してきた、高校卒業程度認定試験。浜田まさよし、さらに拡げて参ります!

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