[No.1263]ハマダレポート Vol.148―「笑顔で暮らせる国」へ一歩ずつー
ハマダレポート Vol.148 2013.2.18
―「笑顔で暮らせる国」へ一歩ずつー
昨年9月、横浜での党支部会終了後、Sさんご夫妻が話を聞いてほしいと待っておられました。
ご相談は30歳になる息子さんのこと。高校時代に心のバランスを崩し、数回入院。その後、家族で10年以上、病気と闘ってこられました。
単なる「デイケア」では満足できず、「早く仕事に就きたい、家族に経済的な負担をかけたくない」との思いから、アルバイトや大学の通教を始めたりするものの、逆に病が悪化し、中断を繰り返す日々・・・・。
党の神奈川県女性局の視察で公明新聞でも紹介された世田谷の機関のように、横浜市でも「職業能力開発訓練」や「再燃予防教育」を早急に受けられるように!とのご要請でした。
「心の病」には、ご家族を含め焦りは禁物です。息子さんの将来を心配されているご両親へ、精神障害手帳と障害基礎年金の制度をお伝えしました。
その結果、昨年10月に障害手帳3級が交付され、各種支援策が受けられるようになるとともに、12月には障害基礎年金2級(月約6万5千円)の受給が決定。しかも過去5年分が遡って支払われることに!
息子さんは現在デイケアに通い、好きな楽器演奏を楽しみながら本音で語り合える友人ができたとのこと。
今年1月お母様から「相談したことがきっかけで、10数年ぶりに家族に笑顔が戻り、新しいスタートをきれました。」との嬉しいお手紙をいただきました。
二十歳前障害基礎年金は、初診日が20歳前の重い障害であれば年金保険料をたとえ納めていなくても満額の年金が受け取れるという制度です。
但し、医療機関はカルテ等の保存期間は5年となっていることが多く、20歳前に通院していた診察券や薬袋でも適用になるよう、昨年質問主意書で閣議決定させました。
何があっても「笑顔で暮らせる国」へ一歩ずつ。浜田まさよし、全力を尽くします!
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