[No1157]被災地の子どもたちの学びの環境整備を

共生・地域調査会20120215.JPG2月15日、参議院の調査会で被災地の子どもたちの学びの支援に取り組まれているNPOの代表と意見交換しました。

狭い仮設住宅の中ではなかなか学習環境が確保できない子どもたち。

女川などで元教師やボランティアとコラボスクールを運営されています。

ペットのヘアカットをするトリマーや声優が普通の小学生の将来なりたい職業なのに、被災地の子どもたちは、看護士が1/2、介護士が1/4、そして自衛官や消防士が続くそうです。

お兄さんお姉さんやおじさんおばさんという斜めの関係から子どもの職業教育をというきっかけで始められたNPO。しかし、被災地では、びしっと言ってくれる「親」や「先生」の役割が不足しているという現実も。

子どもたちの学びと成長の環境の整備という視点の重要性を改めて実感しました。

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