[No.799]川崎街頭ー3つの安心で皆様の生活を守るー
2010/04/25
1. 公明党の第三極論
(1) 参議院本会議代表質問
・一昨日の金曜日、参議院本会議で、政治と金の問題に全くまじめに取り組まない鳩山総理に国民の怒りをぶつけさせていただきました。
・「鳩山総理、あなたはうそつきだ。3月3日の予算委員会では、元秘書の裁判が終わったら、資料を返還を受けて国民に説明すると答弁していたではないですか。それを先週水曜日(4月21日)の我が党の山口代表との党首討論では、これを言下に突っぱねた。もはや国民のあなたに対する信頼は地に落ちた。」
・こう、「言葉の軽い」鳩山総理を糾弾しました。
(2)「言葉の軽い」民主党政権
・それにしても、民主党政権言葉が軽い。高速道路料金を見直すといったり、見直さないと言ったり。普天間問題では、総理、外務大臣、防衛大臣、官房長官の言うことがてんでバラバラ。結局、元の政府案の修正で納まりそうという。政権発足半年が過ぎて、もはや政権末期症状です。
(3) ボロボロ崩れる自民党
・ 一方の自民党もだらしない。補正予算には反対、予算審議は審議拒否、重要法案はすべて反対。これでは、国民の生活は守れません。政治不信が高まる一方です。
(4) 第三政党
・ このような中で、最近、第三極が日本の政治で着目されています。みんなの党、立ち上がれ日本、日本創新党、新党改革、名前を覚えるだけで大変です。もはや、第一党、第二党という二大政党だけでは、国民のニーズは救い上げることはできないという証です。
・ しかし、新党ブームで世の中は良くなるのでしょうか。はなはだ疑問です。過去にも新党ブームはあったのです。実は、政治と金が問題なると新党ブームはおきるのです。
・ ロッキード事件、田中角栄元総理。新自由クラブ。金丸信自民党副総裁の東京佐川ヤミ献金問題。日本新党、新党さきがけ。田中、金丸の直系が小沢一郎幹事長。同じように政治とカネの問題を起こして、新党ブームまで起こしてしまった。
・ しかし、これらの新党ブームで日本の政治はよくなったでしょうか。既存政党の批判のはけ口で終わったのではないかと私は厳しく評価しています。
(5)新党の問題点
・ 特に気になることは、みんなの党から、舛添新党までの4つの新党に共通して、「政界再編、政界再編」と叫んでいることです。
・ 確かに、民主党は落ち目、自民党はガタガタ。だから、今こそ「政界再編」のチャンスとこれらの4つの新党は見ているのかもしれません。マスコミも煽るでしょう。しかし、党利党略の「離合集散」を政治家がしているほど、今の日本は余裕があるのでしょうか。そんな余裕などありません。庶民の生活、中小企業は、今、一日、一日、不安な日々を送っているのです。
・ 一方、これらの新党から、「国民の生活を守る」という言葉が聞こえてこないことに不安を感じているのは私だけでしょうか。
・ 今求められている、第三政党とは、あてにならない第一党、第二党の隙を見て、「政界再編」という美名の下、日本の政治を不安定化させる政党・政治家なのでしょうか。わたしは違うと思います。不安定な日本型政権交代政治の舵取りをして、皆様の今日の安心、明日の安心を守りきる政党・政治家ではないでしょうか。
2. 3つの安心
・ 公明党・浜田まさよしは、今の日本には、3つの安心が重要と考えます。それは、生活の安心、経済の安心、未来の安心であります。
(1) 生活の安心
・ 第一に、「生活安心」。医療、子育て、介護、雇用のセフティネットです。
・ 特に、医療。公明党は女性のがん検診に取り組んできました。これを拡充するとともに、男性のがん検診に取り組んでほしいという声が寄せられています。
・ 公明党は、今までも、特定検診を2008年からスタートさせ、40歳以上のすべての方が生活習慣病の検診を受けうる体制をつくってきました。今後はさらに進めて、全ての人が、うつなどの「心の健康診断」を含め年一回、検診を受けうる体制作りが求められています。
・ 次に、子育て。公明党は、子供手当て、1年目1万3千円に賛成しましたが、2年目2万6千円にするのははなはだ疑問です。これを実現するには3兆円弱の財源が必要です。その財源があるなら、幼児教育の無償化、これは7000億円でできるのです。また、小中学校の昼食の無償化、これは5000億円でできるのです。むしろ、これらの優先的実現が求められています。
(2)経済の安心
・第二の安心、経済の安心。これは新たな成長産業、新3K産業が重要となってきています。昔は、3Kというと、きつい、危険といった避けたい職場の代名詞でした。今後は、観光、介護、環境まさに、日本の雇用と成長を支える産業です。今後、中国、韓国、台湾というアジアの国々で、高齢化、環境対策が課題となります。アジアの成長力を活かせる産業構造の鍵が新3K産業にあるのです。
(3)未来の安心
・ 第三の安心、未来の安心は教育が基本です。「夜回り先生」こと水谷修さんは高校の同級生です。彼から教えられたことは、未来の政策の基本は教育ということ。また、薬物は犯罪というだけでなく、依存症対策として取り組むことの必要性です。
・ さらに、小中学校の耐震化の推進。公明党はもっとも熱心に取り組んできました。神奈川、静岡は東海地震対策が求められています。今後は、さらに進めるとともに、病院や保育所、市庁舎の耐震化も求められています。
3. 最後に
・ このように、日本の現状は「政界再編」に明け暮れる暇などありません。浜田まさよしは、この3つの安心。生活の安心、経済の安心、未来の安心で、皆様の声をカタチに、全力で取り組みます。
・ この夏の参議院選挙、いままでのように、マスコミの踊らされる、イメージ先行の政治を繰り返すのか、政治が「有権者の声」を形にするという基本に戻るのか、その分水嶺であります。浜田まさよし、日本の政治の質を変えるために、全力で戦っていく決意です。皆様のご支援宜しくお願い申し上げます。
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