港北区在住、バングラディッシュ・ナシルさん一家の特別在留許可を支援(08年10月)

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横浜市港北区のバングラディッシュ人のナシルさん親子に転機が訪れたのは、08年5月のことでした。日本で苦学してこられたお父さんが入国管理法違反(不法残留)容疑で身柄を拘束されてしまったのです。
日本で生まれ育ち、普通に小・中学校に通い、病院に行く時もみんなと同じ健康保険証を持つ長男リュウジくん、次男ジュンくんが、よもや法律上の滞在資格がないとは、夢にも思いませんでした。

このままでは、強制退去となってしまう。日本語しか話せない彼らが、バングラディッシュに帰っても生活をすることなどできません。彼らを支援してきた婦人から、浜田に連絡が入りました。

浜田は、すぐさま法務省へ連絡。つぶさに事情を説明し、地元警察とも連携した結果、08年10月、ナシルさん一家に、法務大臣より人道的配慮による在留特別許可がおりました。そして、長男のリュウジくんは09年4月から地元の高校に進学することができました。


ナシルさん一家との喜びの懇談(2009/08)

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