湘南海岸の海岸浸食対策に国庫補助を適用(08年7月~09年4月)

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太平洋に面する相模湾沿岸は、サーフィンや海水浴で賑わう湘南海岸をはじめ、首都圏屈指のレジャースポットとして有名です。しかし、近年は海岸の浸食に見舞われ、砂浜が著しく後退しており、中でも、湘南海岸の中央部に位置する茅ヶ崎中海岸(全長1.4km)は、砂浜が50メートル以上も後退しています。

海岸浸食の影響は深刻です。サーファーの姿は減り、地元のサーフショップの多くは経営が悪化。漁獲量も減り、地引網の網元からは「漁業だけでは生活ができない」との声が上がってきていました。また、台風による高波被害も年々深刻さを増すばかりでありました。特に07年9月の台風9号は、西相バイパスにも大きな被害をもたらし、砂浜の後退を防止する養浜対策の重要性を立証する結果ともなりました。

現地茅ヶ崎でサーフィン業をされている方々の懇談の場で、このような状況を直接聞いた浜田は、地元の滝口茅ヶ崎市会議員、赤井県会議員らと08年7月冬柴国土交通大臣に申し入れを実施。その結果、8月の国の概算要求に盛り込まれ、全国で始めて養浜対策に国の補助金(1億3500万円の1/2)が09年度に実施されることが、09年3月31日決定しました。


浸食対策について協議する浜田 (2009/05)

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