文部科学省、防衛省の低価格入札の是正を実現(09年6月)

08年度補正予算、09年度本予算及び補正予算による4度にわたる経済対策で各種の公共事業の積み増しが行われました。

そのような中、大学時代の専門が建築の浜田は、建設会社に勤める同級生より「いくら工事を行っても、低価格入札・下請け丸投げが横行していて、採算が合わない。国土交通省関係の入札は、下請けを含めた施工体制がきちっとチェックされているが、文部科学省及び防衛省関係は、このような低価格入札防止策がザルになっている」との厳しい意見を頂きました。

せっかくの研究拠点などの施設整備も、「安かろう悪かろう」では、結局、国民の税金の無駄遣いになってしまう、そう考えた浜田は、09年6月22日の決算委員会及び23日の外交防衛委員会で、文部科学省及び防衛省の低価格入札問題を質問。
浜田防衛大臣及び荻生田政務官より、09年度補正予算から、特別重点調査及び施工体制確認型総合評価の対象を2億円以上から1億円以上への引き下げ(防衛省)、全大学法人についても本年から2億円以上の特別重点調査の実施及び本省における施工体制確認型総合評価の試行を行う旨(文部科学省)の回答を引き出しました。

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