アフガニスタン・カルザイ大統領と会談し、日本政府の平和協力を実現(09年3月)

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 米国オバマ政権がアフガニスタン戦略重視を鮮明にし、日米共にパキスタンと一体化した戦略「アフ・パック」を指向する中、アフガニスタンは今、テロとの闘い第二幕を迎えつつあります。
この重要な岐点において、与党調査団(団長:自民党山崎拓前副総裁)の一員として、09年3月10日から12日までの間、アフガニスタンの首都カブールを訪問し、カルザイ大統領を含む政府関係者、カヌーニ下院議長を始めとする議会関係者と直接会談を行うとともに、現地国連治安支援部隊ISAFへ表敬訪問を行いました。

国際テロ組織アルカイダと一体となったタリバン政権が倒れ、アフガニスタンの民主化プロセスが開始され、未だタリバンによるテロ活動は一掃された状況ではありませんが、この間の国際社会の支援は着実に成果を上げつつあります。500校の学校建設支援など、特に日本の政治的に意図のない中立な支援に対する評価は予想以上に高いことは特筆すべき点です。

このような我が国の立場を認識し、浜田は、帰国直後の3月18日参議院予算委員会で、「日本の支援としては、民生分野を中心とした資金支援や文民派遣を中心に考えるべき」と中曽根外務大臣に訴え、オランダ・ハーグで開催されるアフガニスタン支援国会合に日本の外務大臣として是非、出席できるよう与野党に理解を求めました。


カルザイ大統領と会談 (2009/06/11)


予算委員会で質問に立つ浜田 (2009/03/18)

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