[No.716] 藤枝市・中心市街地活性化の現場にて

2月18日、静岡県藤枝市を訪問させていただき、中心市街地活性化の現場のお話をお伺いしました。

静岡県は中心市街地活性化法の認定を、静岡市、同清水地区、浜松市、藤枝市、掛川市、沼津市と6計画で受けており、まちづくりに熱心な県の一つです。

特に、藤枝市は同法の補助金を最も活用している市の一つです。現地を訪問させていただき、藤枝駅前の青島地区は、シネマコンプレックスなどにより、賑わいのある街づくりが形成されつつあるとお聞きし、うれしい限りです。しかし、一方で、街道沿いの旧市街は中心市街地となっていないことから厳しい状況とお聞きしました。

このような状況に対応するため、昨年7月公明党は、身近な商店街を活性化し、歩いて暮らせる街づくりを実現するための「地域商店街活性化法」を制定し、昨年10月から認定が始まりました。従来のアーケードのようなハードだけでなく、イベントや地域クーポン券などのソフト事業への補助事業もあります。事業承継しない商店主の店舗のテナントミックスも行いやすくなりました。

一方、地元の観光協会会長から、素晴らしい個店の事例をご紹介ただきました。富士市吉原商店街の「杉山フルーツ」。商店街が歯抜けになる中で、知恵を絞り、果物の産地当て、皮むき競争、絵手紙コンクールなどのイベント実施で地元新聞・テレビが取材が来るようになり、個人用贈り物中心の展開で、1個4千円から1万円の高級メロンが年間7000個以上も売れるように。さらに手作り生ゼリーは毎日完売とのこと。

商店街の活性化。あくまで個店のやる気をどう引き出すかが鍵と実感しました。

公明党、頑張ります。

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