[No.645]アフリカの食糧難を救え!

091217科学技術委員会.jpg私が委員長を務める党科学技術委員会で、ケニア・ナイロビにあるアフリカ農業技術財団のマタルカ理事長、かずさDNA研究所の大石理事長と、アフリカの食料問題解決のための日本の貢献のありかについて意見交換を行いました。

日本のアフリカの農業・食糧支援の現状の大半は食料の緊急援助です。本来ならば、アフリカの大地で農業を増産することにもっと日本の技術が使えないか。特に、乾燥に強いネリカ米への期待は大きいものがあります。

アフリカ農業技術財団は世界の穀物企業から、害虫に強いトウモロコシ、乾燥に強い米等の基本特許を人道的見地から無償で譲り受けており、これらを現地に最適化する技術支援が求められています。

意見交換では、JICAの専門家派遣で、日本の研究者をアフリカに派遣し、現地最適化の研究開発のニーズ調査を行ったり、その結果を受けて、無償資金協力をTICAD4のスキームで実施していくことが有益ではないかと述べさせて頂きました。

食糧危機と言うだけだ無く、感染症対策としても子供たちの栄養改善は急務の課題です。人間の安全保障実現に向けて、公明党。頑張ります。写真は、左から、大石理事長、マタルカ理事長、アダム事務局長。

 

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