[No.611] 困窮状況にある結核医療の診療報酬改定に光
2009/11/20
診療報酬上の評価が低いことから、結核医療が崩壊状況にあることを以前報告しましたが、11月11日議員連盟で厚生労働省に申し入れした際に、同日付で江田参議院議長あてに以下の5点についての診療報酬改定について質問主意書の提出を行いました。
1.結核病棟入院基本料の評価の引上げと二類感染症患者入院診療加算の対象患者の拡大
2.結核病棟入院基本料における平均在院日数要件の廃止
3.ユニット要件の緩和
4.陰圧室での感染症管理加算の新設
5.結核地域連携診療計画管理料・退院時指導料及び外来DOTS管理指導料の新設
本件について提出していた質問主意書の回答が本日閣議決定を経て回付されてきました。
なんと全ての項目で「今後、関係者のご意見を伺いながら検討してまいりたい」という前向きな答弁。
いくつかの点では技術的な理解の不一致がありましたがこれは結核予防会に早速認識の一致に向け、厚労省に説明に行くようお願いしました。
今年の診療報酬改定が、結核病棟にとって画期的になるよう、さらに頑張ります。
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