[No.1116]スリーマイル島原発を訪問
2011/10/11
10月11日、参議院の調査団の一員として、ワシントンから北へバスで3時間、スリーマイル島原発を訪問しました。
同原発は1979年に炉心溶融という事故を起こし、その後、11年かけて破損燃料取り出しを行いました。
Fleet Director のBrosi氏はじめとするスタッフと長時間にわたる意見交換を行い、私からは特に、福島原発において、今後の破損燃料取り出しに対するアドバイスを求めました。
氏によれば、
2.炉心物質がどこにあるかの正確な把握
3.包括的な計画の作成
4.3基のうち、より損傷が少ないものから取り掛かり、その経験を次に損傷が大きいものに生かすこと
5.実施しながら教訓を得るような柔軟な対応
などをはじめ、貴重なコメントをいただきました。
明日は、原子力規制機関(NRC)を訪問し、日本の規制機関の在り方について意見交換を行います。
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