[No.1051]福島第一原子力発電所災害対策本部を開催
2011/03/15
3月15日、公明党として、福島第一原子力災害対策本部の設置が決定し、事務局長を拝命しました。
早速、17時から第一回を開催し、原子力安全保安院から、事故状況及び復旧作業状況についてヒアリングを行いました。
特に、心配されているのが2号機の圧力抑制室から蒸気が漏れたということ。しかし、炉内圧力が一定に保たれている現状では放射性物質の漏出はごく微量と判断されますが、引き続き、炉の冷却、閉じ込めに全力で取り組むよう要請しました。
また、4号機の使用済燃料プールの水が減り、水素爆発が起きた問題も重大です。但し、5号機、6号機の使用済燃料は経過年数が高く、現状では4号機のように停電によるプール水温の急上昇はないと判断されます。
政府の情報の発表体制の不備が目立ち、逆に国民の不安を増幅しているのが現状。
あらゆる事象を想定しながらも、迅速、正確でわかりやすい情報の公表を求めました。
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