[No.1014]桜木町駅街頭ー若者が「夢」を持てる時代にー

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ハマダレポート Vol.34 2010.12.06

ー若者が「夢」を持てる時代にー

NHKの「坂の上の雲」が再開しました。

昨年末に5話放映した続編です。原作は司馬遼太郎。明治維新後の日本、秋山兄弟と正岡子規の青春群像を基調とした歴史ドラマです。

昨年末、エンディングに流れるサラ・ブライトマンの澄んだ歌声(Stand alone「:一人立つ」)をバックにアルプスの稜線の一本道を目でたどりながら、これから始まる参院選に向け自分を鼓舞していたことを思い出します。

時代背景となっている日清・日露戦争をことさら賛美する気持ちはありませんが、「坂の上にたなびく一筋の雲」をただ見つめ駆け上がっていく、このような生き方にある種の「懐かしさ」を感じるのは何故でしょうか。

来春の新卒就職内定率58%と最悪。第二の「就職氷河期」を迎えています。90年代からの「失われた10年」を経てこの20年、日本経済の閉塞が続く中、若者に広がる「心の病」、急増するひきこもり・・・・。

「今日は苦しくても、明日は良くなるさ!」「まじめにやれば必ず報われる」という「楽天さ」が持てないと、若者のうめきが聞こえてきます。

公明党が勝ち取った「若者就職支援」、「ひきこもり対策」など、目の前の対策を拡充するとともに、根本的にはもう一度、若者が「夢」を持てる社会へ、この日本を再構築することが時代の要請です。

2030年に向けての次の20年を、再び「坂の上の雲」を若者が見つめて歩める時代へ! 「親」の世代の責任としてもう一度自分を鼓舞し、浜田まさよし、進めます!

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