[No.1002]都筑区センター南駅街頭ー養護施設の子どもたちー
2010/11/15
ハマダレポート Vol.31 2010.11.15
ー養護施設の子どもたちー
参議院選挙の直後、教育カウンセラーをされている横浜在住のご婦人からお手紙をいただきました。
「児童養護施設を一度訪問し、子どもたちのおかれている厳しい現状を見て欲しい」というご要望でした。
関係者のご協力で、9月29日、お手紙を頂いた方とともに箱根の恵明学園を訪問させていただきました。複雑な家庭環境や虐待の中で学園での生活をスタートした子どもたち。ちょうど校長先生自身が放課後の取り出し教育の補習をされていました。普段はおとなしい小さな女の子が急に大人顔負けの「暴言」を吐くことも。こころの傷がなせる業(わざ)でしょうか。
全国569の児童養護施設で3万人を超える児童が日常生活を送っています。その半数が児童虐待を受けており、この20年間で知的障がいや発達障がいをかかえる子どもたちの比率が3倍になり、23.4%に上っています。
その反面、指導員及び保育士の配置基準はこの34年間改定されておらず、現場から悲鳴があがっていました。
早速、10月8日に菅内閣に質問主意書を提出。10月19日に、配置基準の改定について検討する旨の回答を引き出し、ご相談者から「子どもたちの顔が浮かび涙が溢れました」とのメールを頂きました。
皆様の「声の届く政治」、浜田まさよし、一歩ずつ進めます。
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