[No.1252]党薬物問題対策PTで国立精神神経センターを視察
2012/09/04
9月4日、副座長を務める党薬物問題対策プロジェクトチームは9月4日、東京都小平市の国立精神・神経医療研究センターを訪れ、麻薬などと似た興奮・幻覚作用がある「脱法ドラッグ」などについて薬物依存研究部の和田清部長らと意見を交わしました。谷合座長、竹谷とし子事務局長とともに参加しました。
和田部長から同研究部が行っている研究について説明を聞ききました。和田部長は脱法ドラッグについて、成分が不明で何が起こるか分からない点や薬物依存になる前に急性中毒に陥ることなどを挙げ、「薬物というより毒物」と強調。
また、幻覚や興奮作用のある薬物を乾燥植物に混ぜた「脱法ハーブ」と覚せい剤の乱用・依存患者とを比較すると、脱法ハーブの乱用・依存患者らは「比較的恵まれた生活環境の中で、十分な教育を受け、社会的逸脱も目立たないが、自己不全感の中で不安や抑うつで精神科受診歴を持つ人が多い」と指摘しました。
早期の対策実施、PTとして進めて参ります。
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