[No.1251]ハマダレポート Vol.125ー「炭坑のカナリア」ー
2012/09/03
ハマダレポート Vol.125 2012.9.3
ー「炭坑のカナリア」ー
今年1月からスタートした水谷修さんとの「子どもたちへのメッセージ」。 9月で計40回のラジオ収録を先日終えさせていただきました。
いじめ、不登校、こころの病、ドラッグ、児童虐待、性犯罪、そして、学校教育とは、家庭とは・・・・・。
センセーショナルになりがちな子どもたちを取り巻く諸課題を、なるべく客観的なデータや国際比較を踏まえて紹介し、どう取り組むかの糸口を自分なりに話してきたつもりです。
これらの問題は、子どもたちだけでは解決できません。子どもたちの社会は、貧困、格差、家庭内暴力、インターネット・・・、まさに大人の社会の縮図なのです。
「モノ」は一番弱いところから壊れていくといいます。それで、9月の収録で話題となったのが、「炭坑のカナリア」。
炭坑には、一酸化炭素をはじめ、有毒ガスが何時吹き出しているかわからない。よって、最も敏感なカナリアをかごに入れて連れて行き、それが元気なことを以て、坑夫が安心して労作業をしたというもの。
子どもたちは、いろんな「有毒ガス」にさらされている現代の「カナリア」かもしれません。逆に、「カナリア」が楽しく歌える社会こそ、大人たちのとっても住みやすい社会。
そう肝に銘じてきて9ヶ月間。応援いただきました皆様、本当にありがとうございました。
どんな政策を検討する際にも、子どもたちの視点。浜田まさよし、今後も忘れず進めて参ります!
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