[No.1652]8/7金(キム)国連事務次長と会談

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 公明党核廃絶推進委員会座長として、公明党の山口那津男代表とともに8月7日、衆院第二議員会館で国連の金垣洙(キム・ウォン・ス)事務次長兼軍縮担当上級代表代行と懇談しました。これには同委員会の斉藤鉄夫顧問(幹事長代行)、谷合正明事務局長(参院議員)が同席しました。
 山口代表は席上、金事務次長の広島、長崎での平和式典参列に心から謝意を表明。「唯一の被爆国である日本が核なき世界へリーダーシップを取る責任がある」と強調しました。
 一方、5月の核拡散防止条約(NPT)再検討会議では最終文書が採択されなかったものの、核兵器の非人道性に関する認識が共有された点を踏まえ、「文書を今後の核軍縮に生かす努力が重要」と指摘。2018年までに開催予定の国連核軍縮ハイレベル会合に向けては「国連のリーダーシップに期待する」と訴えました。
 金事務次長は、今回の会談の実現自体、「公明党が軍縮や世界平和に取り組んでいる証だ」と強調。潘基文(パン・ギムン)事務総長からの公明党への伝言を紹介した上で、「次の世代が被爆者のメッセージを受け継ぐ必要がある」と主張されました。
 NPT再検討会議で最終合意に至らなかった点については「残念だが、あきらめたわけではない。5年後の会議成功へ、今からあらためて取り組みを強化する必要がある」と語り、「公明党の協力は重要であり続ける」とし、国連への継続的な支援を求められました。

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