[No.1248]8/24参院予算委員会で領土問題をただす!

20120824 参院予算委員会質問.jpg 8月24日の参院予算委員会で野田佳彦首相と関係閣僚が出席して「外交防衛等」に関する集中審議を行い、竹島や尖閣諸島など領土をめぐる外交問題などをただしました。

 私からは、竹島の領有権問題をめぐる国際司法裁判所(ICJ)への単独提訴に関して、いかに韓国に応訴させるための国際世論をつくっていくかが問題だと指摘。野田首相の外交日程の中で、ICJの活用を要請する立場にある潘基文(バンギブン)国連事務総長に対して、韓国の受け入れを主張すべきだと訴えさせていただきました。野田首相は「さまざまな外交上の機会も活用して、わが国の竹島領有権の正当性を国際社会に訴えていきたい」と応じました。

 国際世論形成の選択肢として、ICJの判事経験者などによるセカンドトラック(民間外交交渉)や日韓の若い世代を巻き込んでの未来志向に立った「国際模擬裁判」の実施を提案し、玄葉光一郎外相は「セカンドトラックは有意義な形で活用したい」と語りました。

 また、「政府だけではなく、民間の有識者を含めて発展的に話し合う仕組みをつくるべきだ」と主張させていただきました。

 

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