[No.1496]6/30福島・いわき市、双葉郡からの要望

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 福島県いわき市の清水敏男市長と東京電力福島第一原発を抱える双葉郡8町村でつくる双葉地方町村会(渡辺利綱会長=大熊町長)から6月30日、復興庁で震災復興に関する要望書を受け取りました。
 清水市長らは、いわき市民の被災だけでなく、原発事故に伴う双葉郡からの避難者受け入れなどで直面する課題解決へ重点化すべき3項目を要望。
 具体的には、(ア)深刻な医師不足に対応した安定的な医療提供体制の構築(イ)宅地供給の促進に向けた税制の優遇措置(ウ)老朽化が著しい市内のごみ償却施設「北部清掃センター」の大規模修繕にかかる財政支援―を求められました。
 私からは、それぞれの要望に対して真摯に取り組む決意を表明させていただき、その上で、震災から3年3ヶ月余りが経過したことを踏まえ、時々に変わる課題に対応しなければならず、住民の皆さんの生活が少しでも良くなるよう力を尽くすことなどをお答えしました。
 これに先立ち、小名浜港整備促進期成同盟会(会長=清水市長)などから、小名浜港の港湾施設の整備促進や物流面など機能強化に関する要望も受けました。

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