3/9 参院予算委員会公聴会で質問
参院予算委員会は3月9日、2017年度予算案に関する公聴会を開き、公明党から私と平木大作参院議員が質問に立ちました。
私からは、日本の外交姿勢に関して、トランプ米政権が「法の支配」などの普遍的価値を拡大する「価値の外交」の側面が弱いと指摘されていることを踏まえ、日本が国際社会の中で果たすべき役割を聞きました。
立命館大学客員教授の宮家邦彦公述人は、米政権が従来の国際社会のシステムとは異なる方針を持っているとの認識を示し、「日本は自由貿易や国際協調という点で生き延びるために、G7(先進7カ国)の中で必要なリーダーシップを取っていくべきだ」と強調。その上で、米国や英国で首脳が代わり、フランス大統領選も控えていることから「安倍首相は(G7の中で)古参になってきている。(価値の外交を展開するなどの)チャンスが回ってきている」と話しました。
一方、「経済・財政・社会保障」に関する質疑で平木参院議員は、保育士の離職防止について、公述人の見解を求めました。
常葉大学教授の稲葉光彦公述人(公明党推薦)は、保育現場で必要な知識や技能の習得が不十分だと、自信を失い、離職につながりやすいと指摘。保育士の処遇改善とともに、キャリアアップの仕組みを構築した上で、「大学などでのカリキュラムを改善することが重要だ」と述べました。
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