[No.1263]ハマダレポート Vol.130ー「一期一会」 演技を超えてー
2012/10/08
ハマダレポート Vol.130 2012.10.8
ー「一期一会」 演技を超えてー
高倉健さんの204作目の映画、「あなたへ」が、出演されていた名脇役、大滝秀治さんの急逝も重なり、先週、テレビで紹介されていました。
健さんの映画を最初に見たのは学生時代。オールナイトで任侠もの3本見て、朝方、安映画館を出る頃には、どういうわけか、みんな肩をゆすって歩いていました!
その後、1977年の「幸福の黄色いハンカチ(倍賞千恵子共演)」からは、イメージが全く変わり、以後78年「冬の華(池上季実子共演)」、80年「動乱(吉永小百合共演)」、81年「駅(いしだあゆみ共演)」・・・と、「人間、高倉健」に惹かれていきました。
今回の作品では、妻を亡くし、その故郷への旅の途中で出会う人たちとの「一期一会」がテーマだそうです。
ひとそれぞれが抱えている「誰にも言えない」事情。しかし、「誰かにはわかってもらいたい」というやるせない気持ち。それぞれのその「思い」を受け容れる「誰か」を健さんは演じます。
NHKで2回にわたり放送されたその撮影秘話・・・・。
81歳になっても役にかける謙虚な姿勢。本番は決して撮り直さないそうです。大滝さん演じる漁師の一言のセリフに演技を超えて涙する健さん。一回にかける思い、「気持ちは映りますから」と・・・・。まさに、撮影自体が「一期一会」
先月からご紹介いただいた保土ヶ谷・旭区の方々にご挨拶させていただいています。お一人お一人とのその出会いに「思い」を込め、浜田まさよし、進んでいきます!
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