[No.1531]ハマダレポート Vol.226 ー福島復興の槌音。さらに全力!ー

ハマダレポート Vol.226 2014.9.8

ー福島復興の槌音。さらに全力!ー

9月3日、安倍内閣の内閣改造が行われました。

公明党から入閣している太田国土交通大臣は広島の土砂災害を受け、秋の臨時国会で法律改正などの抜本対策を行うため、留任となりました。

同日発表された第二次安倍内閣の基本方針。その第一は、引き続き「復興の加速化」です。

私自身、新たに着任された竹下復興大臣の下、引き続き副大臣として福島の復興再生を取り組ませていただくことになりました。

復興副大臣を拝命して600日。今年度に入って福島にも、「復興の槌音(つちおと)」が聞こえ始めています。

4月には田村市で初めて避難地域の解除が行われ、10月には川内村が予定されています。

農作物の作付け再開も進み、浪江町、大熊町では4年ぶりの田植えが実施されました。

7月には、避難地域の川俣町山木屋地区から、トルコキキョウの出荷も4年ぶりに再開。

8月には、シンガポールへの福島県米の輸出、インドネシアへの福島市・伊達市の桃と梨などの輸出が再開されてきています。

また、いわき市で再開となった双葉町の小中学校。校舎が完成し、2学期から子どもたちの声が響き渡っています。

飯館村の原発避難者向けの復興公営住宅も入居が始まりました。

さらに、全町避難の町では初めて、コンビニエンスストアが8月26日、浪江町でオープン。

当日の式典はあいにくの土砂降り。私は冒頭の挨拶で、”No rain, No rainbow.(雨なくして虹なし)”ということわざを紹介し、次のように述べさせていただきました。

「浪江町の皆様は、この3年半、”豪雨”のような経験をされてきました。しかし、やまない雨はありません。雨の後には虹が架かる。お一人お一人の心の中に希望の虹を架けていくことこそ、政府の役割です。」

復興の原点、「人間の復興」。その初心に立ち返り、浜田まさよし、今日よりカウントをゼロにして福島の復興再生、さらに全力を尽くします!

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