[No.1338]ハマダレポート Vol.167ー安定は希望ですー

ハマダレポート Vol.167 2013.7.1

ー安定は希望ですー

先週6月26日、通常国会は閉幕となりました。しかし、問題なのはその終わり方。

安倍総理への問責決議が参議院本会議で可決され、多くの重要法案が廃案になってしまったのです。

例えば、生活保護法の改正案。アルバイト等を行ったらすぐに収入とみなして、生活保護費の減額や打ち切りを行う従来のやり方が逆に対象者の就労意欲を低下させているとの指摘がありました。

一方、厚木のある支援者からのご相談。高校生の娘さんがせっかくアルバイトしてためた10万円で生活保護費が減額。なんとかならないかとのお声です。

今回の改正では、一時的な所得で保護費を減額するのでなく積立て、生活保護からの脱却時に給付する「就労支援積立金」制度をスタートさせる予定でした・・・・。

また、生活保護に至る前のセーフティネットが重要。離職により住宅を失った生活困窮者に「住宅確保給付金」を支給する「生活困窮者自立支援法案」も成立の予定だったのです・・・・。

また、東京電力福島原発の事故を受けて、電力会社間の電力融通を拡大させ、発電と送電の分離へと一歩踏み出す、電気事業法改正案も成立のはずだったのです・・・。

これら、国民生活に直結する法案。しかも、野党の意見も入れて、衆議院段階では、民主党、みんなの党、維新会などが賛成していたはずなのに、結局は「政局」を優先して、廃案にしてしまう、民主党、みんなの党、維新の会、共産党・・・・。

さらに、今回勇退する参議院議員を代表して草川昭三先輩が議員生活35年を振り返った「答辞」を本会議場で朗読される機会を、唐突な閉幕で野党が奪ってしまったことは残念でなりません。

「安定は希望です」 公明党の今回の参議院選挙のメッセージです。

「ねじれ」国会という言葉は、1989年7月に登場したそうです。以来24年間のうち、約半分の10年間は「ねじれ」状態。政治の不安定さから、日本経済は「失われた20年」を経てしまいました。

「政局」にも「独善」にも堕しない国民の「声が届く政治」。それこそ公明党が目指すもの。

なんとしても「ねじれ」を解消し、一人ひとりの笑顔あふれる社会へ! 浜田まさよし、いよいよ、参院選挙。全力を尽くします!

P.S. 7月4日に参議院選挙が公示されます。今回からネット解禁選挙となりますが、混乱回避のため私のメルマガは一旦停止させていただきます(ホームページのブログは更新します)。

7月22日には、必ずや大勝利のご報告とともにメルマガを再開できるよう、あと3週間、神奈川をはじめ各地で正義を叫び続けて参ります!

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