[No.1321]ハマダレポート Vol.162 ー被災地の一つひとつの声を大切にー

ハマダレポート Vol.162 2013.5.27

ー被災地の一つひとつの声を大切にー

1月から福島に常駐して以来、被災地での身近なお困りの「声」を伺っています。

富岡町からいわき市の借り上げ仮設住宅にお住まいのAさんからのご相談。

80歳のお母様が軽度の要介護状態で、仮設住宅に手すりやトイレのバリアフリー化工事を介護保険で行ったところ、自主避難されていた大家さんが急遽戻ってこられて、転居・・・・・。

転居先の借り上げ仮設で、再度バリアフリー化工事を申請されたところ、「住民票がないところでの住宅改修では、1人生涯20万円の利用限度額はリセットしないと国から通達が来ている。残額の4万円以内でして下さい」との冷たい返事・・・・・・。

「なんとかならいものか」とのご相談です。

直ぐに厚生労働省に問い合わせたところ、「そんな通達は出していません。最終的には町の判断ですが、法律上は「現に居住する住宅」となっており、転居先でも再度20万円の住宅改修が受けられうるのではないか」との返事。

結局、出されていない通達が「出されている」という「現場の混乱」・・・・・。

ここからが「現場に強い」公明党の「底力」!

富岡町には町会議員はいませんが、避難先のいわき市の県会議員が付き添って再度、町役場に訪問。

そして、ご相談以来約10日でご要望どおりに!

また、被災前に2世帯同居されていたところ、両親は扶養家族でなかったのに被災者生活再建支援金や義援金が1世帯分しか支援されていないとの声もいただきました。

お調べしたところ、基本は住民票の世帯で判断されますが、例えば、電気・ガス・水道・NHKなどの公共料金が世帯分離されている場合は2世帯分支給され、今からでも請求されれば大丈夫と回答させていただきました。

被災地の「声」。一つひとつに丁寧に応えていくことこそが信頼回復の直道。浜田まさよし、粘り強く進めていきます!



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