2007.02.06(火)
浜田昌良外務大臣政務官のフランス・スイス訪問(概要)


デ・アルバ人権理事会議長との会談


ケレンベルガーICRC総裁との会談

【スイス(ジュネーブ)訪問】

(1)西側諸国常駐代表との昼食会
英、スイス、米、蘭の在ジュネーブ常駐代表と、人権理事会の制度構築等につき忌憚のない意見交換を行った。


(2)デ・アルバ人権理事会議長との会談
浜田政務官より昨年11月の麻生外相演説「自由と繁栄の弧」を紹介し、人権外交をより重視していく旨伝えたところ、「自由と繁栄の弧」は人権理事会の目的に合致するものであるとの発言があった。また、人権理事会の制度構築に向け意見交換を行い、人権の主流化の重要性につき一致したほか、デ・アルバ議長からは日本の強制失踪条約署名を歓迎するとの発言があった。


(3)ケレンベルガー赤十字国際委員会(ICRC)総裁との会談
浜田政務官より中立性、独立性を基本原則として困難な地域で人道支援活動を展開するICRCを高く評価をするとともに、在ペルー日本大使館占拠事件における支援活動に改めて感謝する旨を伝えた。ケレンベルガー総裁からは、日本の支援に感謝の念が示されたほか、国際人道法普及活動等における日・ICRC関係の深化を歓迎する旨発言があった。今後とも、様々なレベルで協力していくことで一致した。



アルブール国連人権高等弁務官との会談

(ニ)
アルブール国連人権高等弁務官との会談(6日)
児童兵問題や人権理事会の制度構築につき意見交換を行ったほか、強制失踪条約の署名開放の機会を活かし、北朝鮮による拉致問題に対する国際世論の喚起に、引き続き同高等弁務官の協力を得られるよう依頼した。



スーダン・アコル外相との会談

(ハ)
アコル・スーダン外相との会談(5日)
人権問題や二国間協力につき幅広く意見交換を行った。アコル外相からは、我が国のマルチ・バイ双方を通じた対スーダン支援に、感謝の念が示された。



クマラスワミ国連紛争下の
児童担当事務総長特別代表との会談

(ロ)
クマラスワミ紛争下の児童担当事務総長特別代表との会談(5日)
児童兵の問題につき意見交換を行い、クマラスワミ特別代表からは、国連安保理等における我が国の支援に感謝の念が示された。また、引き続き同特別代表オフィスと協力していくことにつき一致した。



シャハ・ネパール総務担当国務大臣との会談

【要人との意見交換】

(イ)
シャハ・ネパール総務担当国務大臣との会談(5日)
ネパールの和平プロセスの進展等につき意見交換を行い、浜田政務官からは民主主義の定着を引き続き支援していく旨表明した。またシャハ大臣からは、我が国の同国における民主化支援に高い評価が示されるとともに、人権の保護促進に真剣に取り組んでいくとの発言があった。



上映会の様子


【映画「めぐみ−引き裂かれた家族の30年」上映会】

2月6日、強制失踪条約署名式に合わせて、在フランス大使館広報文化部にて、映画「めぐみ−引き裂かれた家族の30年」上映会が開催された。計108名が出席し、浜田政務官は上映会冒頭、スピーチを行った。


署名式の様子


【強制失踪条約署名式】

2月6日、仏外務省で開催された強制失踪条約署名式において、強制失踪条約への署名を行った。署名を行ったのは57カ国であり、アジアからは、我が国のほか、インド、モンゴル、モルジブが署名した。署名に先立ち、キルチネル・アルゼンチン大統領夫人、オカンポNGO「5月広場の母」代表、ケレンベルガー赤十字国際委員会総裁、アルブール国連人権高等弁務官、ドゥスト=ブラジ仏外相(シラク大統領のメッセージの代読)がスピーチを行った。


国際会議でスピーチを行う浜田政務官

【フランス(パリ)訪問】
児童兵に関する国際会議
「子どもたちを戦争から解放しよう」

2月5日〜6日の両日、フランス政府及びユニセフが開催した児童兵に関する国際会議「子どもたちを戦争から解放しよう」に出席した。同会議には58ヵ国の閣僚等のほか、多数の国際機関、NGOが参加した。5日の各国代表スピーチセッションでは、浜田政務官がスピーチを行い、児童兵の問題への取組の重要性を各国に訴えた。また、閉会式では、児童兵問題への取組強化に向けた参加国の意思表明である「パリ・コミットメント」及び児童兵の問題に対処するうえでの包括的なガイドラインとなる「パリ原則」が採択された。