児童兵に関する国際会議でスピーチ(07年2月)

浜田は2月5日、6日に仏政府とユニセフ(国連児童基金)の共催で開催された「子どもたちを戦争から解放しよう」パリ会議で、日本代表としてスピーチを行いました。

スピーチでは、児童兵問題は、単に人道的観点からだけではなく、世界のあらゆる国にとって、「テロの温床」との戦いの典型例である旨を訴えるとともに、わが国としても、ユニセフやUNDP(国連開発計画)などとの連携により「児童兵社会復帰支援プログラム」の一層の努力を行うことを表明しました。

また、「世界の子どもたちが紛争の苦しみから解放され、子どもらしい希望を抱きながら生きられるよう、われわれの責任を果たさなければならない」と発言しました。さらに、クマラスワミ国連事務総長特別代表、アルブール国連人権高等弁務官などと会談を行い、こうした認識を共有しました。

9日には児童兵が5000人(世界で25万人)存在しているとも伝えられるウガンダ共和国北部のグル市を訪問し、我が国がユニセフを通じて支援した難民キャンプ等の各種施設を視察しました。


パリ国際会議でのスピーチ (2007/02/05)


ウガンダの難民キャンプを視察 (2007/02/09)

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