[No602] 結核議連開催・厚労省へ申し入れ

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「ストップ結核パートナーシップ推進議員連盟総会」が開催され、公明党より浜四津代表代行(議連、副会長)、古屋衆議員議員が参加。

会合では、2010年度の結核対策関連予算について、厚生労働省、外務省から説明を受け、意見交換を行いました。

また、会合終了後、厚労省へ結核医療に関する診療報酬改定を細田副大臣へ申し入れを行いました。

結核は過去の病気ではなく、平成20年の新規登録結核患者数は24,760人と、我が国最大の感染症です。しかし、結核医療を行っている多くの病院で、入院患者一人一日当たり6千円から1万円の赤字になっており、次々と結核病棟が閉鎖又は休止に追い込まれています。すでに、山形、山梨、三重、奈良、山口、佐賀及び大分の7県では、結核患者が入院できる病院が1カ所となっています。85歳以上の結核患者がこの20年間で倍以上に増加している中で家族との面会が困難となることは、認知症が悪化する、家族に看取られなく亡くなるということに繋がりかねないと懸念されています。

このような背景から、結核医療の診療報酬の抜本的改定を要請し、併せて、質問主意書も江田参議院議長に提出しました。鳩山内閣の前向きな回答を期待します。

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